制作費145億ウォン…損益分岐点500万人 映画「シンクホール」。写真提供|ショーボックス
映画「シンクホール」が夏のシーズンの劇場街の期待作に選ばれる中で、観客の製作費の投資を通じた積極的な参加を目指す。これまで制作費需給が難しいなかったいくつかの低予算映画が「クラウディングファンド」の観客後援方式を採用してきたが、大作商業映画が実質的な観客の投資方式を導入したのは、「シンクホール」が初めてなのでより一層目を引く。

8月11日封切りする「シンクホール」(作りよりタワーピクチャーズ)の制作陣と文化コンテンツ専門の投資プラットフォームファンドプルは23日から一般投資家募集を開始する。 5億ウォンを目標に、少なくとも50万ウォンから500万ウォンまで個人投資のウィンドウを開く。 「劇場売上高や劇場のほか収益、劇場業界と有料放送業界支援金の合計が総コストを超える投資収益率」を投資家に返す。

「シンクホール」の製作費の規模は145億ウォン。劇場観客数基準損益分岐点は約450~500万人である。しかし、ファンドプルは「感染症の事態で、劇場や有料放送業界が制作費の半分を保全しながら、200万人規模に損益分岐点が下がり、投資環境がさらに良くなった」と述べた。もちろん海外版権の付加版権などの劇場外の売上規模に応じて、観客数基準値は違ってくる。

「シンクホール」は、瞬く間に土地が消え500mの地下に閉じ込めた、これらのどたばたハプニングを描く災害映画。製作陣は▲「タワー」「海雲台」「エグジット」「トンネル」など、ほとんどの災害映画が興行きたという点▲「ブラックウィドウ」「モガディシュ」など夏の市場の正常化期待▲チャ・スンウォン・イ・グァンス・キム・ソンギュンなど出演陣などを「投資の魅力の要因」に挙げている。

ファーンドプルはヒョンビン・ファン・ジョンミンが主演する映画「交渉」も同じ方式の観客参加を計画している。ファンドプルユンソンウク代表は22日、「映画制作会社などがオンライン私募ファンド方式の観客の投資を受けることより少ないコストでより大きな資金を引き付けることができるきっかけになるだろう」と語った。

ユンヨス記者[email protected]


山口 建次

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