歌手モーセは声だけで慰めをプレゼントする。独特の淡々と快適な音色が与える響きがリスナーたちの心を暖かく満たす。続いているモーセ。去る2月、「リー:ハイ」の最初の曲「どのようにあなたを愛しないかもしれない」、2番目の曲「いつも大人」を先月発表し、モーセだけの音楽感性を着実に披露している。
エキスポートニュースと会ってインタビューを持ったモーセは、リメイクシリーズプロジェクト「リー:ハイ」について、「アルバム名のまま「再びこんにちは」という意味を持っている。あいさつをするように、過去の隠れた名曲を音楽ファンにもう一度紹介させていたかった」と説明した。
月発表した新曲「いつのまに大人」は、2007年に発売された歌手ダネームの3集アルバム収録曲だ。ザ・ネームが直接歌詞を書いて、モーセ2集『一歩』をはじめ、リン『愛したじゃない』、H『忘れた』などを作曲したキム・セジンが作曲を引き受けた。大人を夢見て期待とときめきを知っていた子供時代の思い出と、現実の中の大人の姿との乖離を解き明かした「いつのまに大人」は、モーセの暖かい感性と出会い、慰めに近づく。
モーセは、「ダーネームのボーカルは私とは異なり、もう少しシャープでクールなスタイルです。一方、私は丸くて暖かい感じです。話すように歌おうと意図した」と伝えた。
前の2曲をはじめ、着実に「リー:ハイ」プロジェクトで音楽ファンとコミュニケーションを続けると約束したモーセは、「長い呼吸で計画を立てたプロジェクトだ。リメイク作業過程が複雑で解決する問題あまりにも簡単ではありませんが、ゆっくり準備して良い曲をたくさん聞かせたい」と明らかにした。
曲でメガヒット曲「愛人ガール(2005)」も彼の声で再解釈されたバージョンを聞くことができるだろうか。モーセは「ハン・ドングンが最近リメイクして歌った。最近、幼い友人たちは「愛人ガール」をハン・ドングンが歌った歌だと分かった。
([EXのインタビュー②]で続く)
写真=モーセ