写真出典=ビッグバン春夏秋冬ミュージックビデオスチールカット
アイドルメンバーがグループアルバムに自作曲を収録するというのはもう見知らぬ風景ではない。最近発売されたアルバムから今後発売されるアルバムだけを見ても「メンバーOOの作曲、作詞、振付参加」という紹介文は非常に手軽に探すことができる。 K-POPの世界でのグループメンバーの役割は、今歌って踊るだけの単純な次元にとどまらない。アルバム全体を管轄する監督でありながら、直接プレイヤーでグラウンドをキスする選手の役割まで全て消化している。カンタの「光」、第2世代アイドルであるビッグバンGドラゴンの「嘘」「一日一日」「ファンタスティックベビー」など、第3世代セブンティーン宇治の「愛する」「きれい」「非常にNICE」などをはじめ、現在のK-POPセッターとして活躍する4世代のストレイキズ・スリラチャ(チャン・チャン、チャン・ビン、ハン)と(女)の子供たちチョン・ソヨン、AB6IXイ・デフィなど(グループデビュー順)まで、アイドルメンバーの曲参加はまるで系譜をつなぐように継続的に行われてきた。
改めて今日、突然仕事はブームではないということだ。そのため彼らの成功は当然自然なことのように考えられており、試行錯誤も多く目撃したせいで失敗も改めてではない。アイドルがアーティストに変身するというのは今、皆に馴染みのあることだ。しかし、自分の曲でチームを知らせてアルバム全般に関与し、これを着実に維持するということは言葉が少し違う。自作曲の次元を超えたプロデューサーとしての言葉だ。
プロデュースさせるように、大衆が望むものにだけ集中しなければならなかった過去をさかのぼり、今日のアイドルはより能動的にアルバムを作る。もちろん、誰もがそうではありません。プレイヤーとして私の能力に集中して活動するチームもある。何が良くて優れたかを言おうとするのではなく、アイドルのこの能動的な選択を通じてK-POPの底辺が広がったというのが核心だ。アイドルはアイドルという意味の英語’idol’から取った言葉だが、これまで’子供+Doll(人形)’と解釈される傾向が濃かった。所属事務所選抜により熾烈な練習生生活を経て受動的な姿で与えられたダンスと歌をする人々が少なくなかったためだ。同じだった。ロールモデルから始めてアルバムのエピソード、趣味などを尋ねるたびに戻る言葉は、まるで台本でもあるように編まれた枠内の整形化された発言だった。誤って個人的な見解が少しでも混ざった発言をする時は、メンバー自らはもちろん現場にいた所属事務所関係者も思索になって記事から抜くよう要請した経験が一回ではない。まるで自分を徹底的に隠さなければ生き残ることができるというイチがあるようなことだ。
最近会うアイドルは少し風景が違う。作詞、作曲、プロデュースをするかどうかを離れ、音楽に対する個人的な見解を快適で率直に打ち明ける。 「過去のタイトル曲はあまりやりたくなかった」とか、「所属事務所でさせて仕方なくした」という骨のある冗談をするとか、自分の考えを気軽に言う。これらの言葉を注意深く聞いてみると、共通して発見されるのがアルバムに対する能動性だ。与えられたものだけをしないという意志を隠演中に表わすのだ。
アイドルプロデューサーは、このような能動性の手引きになってくれる行動力のピリオドだ。今チャート1位の主人公は(女)子どもたちであり、ストレイキッズはデビュー5年目に最近韓国と日本で販売したアルバムが1000万枚を突破し、プロデュース バトル(KBS2「リーソンアップ」)で最終優勝を占めた。 (3チーム共にチーム内アイドルプロデューサーとして活躍するメンバーがいる。)なったわけだ。
二十歳に「嘘」でメガヒットを記録したアイドルプロデューサー代表格ビッグバンのジドラゴンが見せた影響力を目撃して学習してきた、誰がさせなくても彼らの意思によって積み上げた健康で発展的なビルドアップだ。過去のアイドルの音楽性というのはいつも曖昧に評価されてきたが、もうアイドルだと言って音楽性を離してみたり、別々のジャンルに区分するのは面白いことだ。むしろオラウンダーとして活躍する彼らの広いスペクトルは、確かな競争力となり、世界の音楽市場をしわにしている。期待していたらOh, I’m sorry そうしたことはありません。アイドルプロデューサーが拡張したアイドルの音楽館はこのように観念を壊したり、新しいテーマを常習していく過程の発展的な面に流れている。アイドルプロデューサー、近いうちにアイドルという言葉を蹴っただけでプロデューサーと呼ばれる日がすぐに見える。