ポップ歌手のマイケル・ボルトン(Michael Bolton)が公演開始約100分でステージに上がった。ファンは長い待ち時間に疲れたが、戦率を抱く彼の声に大きな感動が注がれた。
マイケル・ボルトン来韓公演「アンコール、マイケル・ボルトン・ライブ・インソウル(Encore、Michael Bolton Live in Seoul)」14日午後、ソウル黒区高汰スカイドームで開催された。
昨年2014年オリンピック公園体操競技場公演以来約9年ぶりに来韓したマイケル・ボルトンのコンサートであるだけに、数多くのファンの期待感は大きかった。特に今回の公演は当初昨年11月開催予定だったが、梨泰院惨事以後、国家的哀悼の雰囲気によって公演を演じ、約2ヶ月ぶりに再開されたという点で意味を加えた。
この日予定された公演開始時間は午後6時。雨天や場内整頓などの問題で公演は約15分ほど遅れたまま始まった。
当初予告した通り、この日公演のゲストとして歌手ユミとチョン・ホンイルが共にした。彼らは約5曲以上ずつを消化して豊かさを加えた。
問題は、ユミ、チョン・ホンイルが約30分以上ずつゲスト舞台に進行され、いよいよマイケル・ボルトンの公演を予想時間より約2時間近く過ぎなければ見られたということ。
ユミが終わった後、チョン・ホンイルの公演に進む過程で一部の観客たちは「マイケル・ボルトンに来ないのか」「一時間も過ぎた」など不満混じった声を出した。これに他の観客たちは笑って冗談混じって同調したが、笑いを収めた一部の観客たちの不満は続々と飛び出した。
以後、チョン・ホンイルの熱い舞台が繰り広げられた。チョン・ホンイルは「ボルトン兄さんもハビメタルで始まった。私もしっかりとハビメタル音楽を続ける。
チョン・ホンイルの舞台が終わった後、約20分の場内整頓時間が過ぎてマイケル・ボルトン本公演が始まった。公演開始1時間40分で、いよいよマイケル・ボルトンの声が聞こえるようになったこと。
イ・テウォン惨事の犠牲者のための黙念の時間で公演を始めたマイケル・ボルトンは、「Stand By Me」「To Love Somebody」「Said I Loved You…But I Lied」「How Am I Supposed To Live Without You’When a man loves a woman’などの舞台で観客を感動させた。
今年の七旬の年齢にもかかわらずパワフルで魅力的な濃いボーカリストとして力量を誇示したマイケル・ボルトンの来韓公演。代替不可能なマイケル・ボルトンの舞台を期待し、長い時間の席を守った観客に暖かい感動を抱かせるには十分だった。ただ、製作会社側でこの日滑らかでない公演進行過程について観客に少しの親切さを加えてくれたら感動を倍加させることができなかったのか惜しさが残る。
一方、今回のマイケル・ボルトン来韓公演は15日まで続く。この日の公演には、ソヒャン、K2キム・ソンミョンがゲストとして一緒にする予定だ。